カラシナの花・・小さな黄花がかわいい
目次
概要
2月初旬、
集落の空き地でカラシナ(アブラナ科・外来種)が咲いていました。
ひょろっとした茎の先で、黄色の小花が風でそよいでいました。
カラシナは、セイヨウカラシナともいわれます。
食用になる植物で、葉は食用で、辛みがあります。
生でかじっても辛みはあります。
種子はマスタードの原料となります。
小笠原ではアブラナ科自生種はなさそうです。
アブラナ科カラシナの特徴として長日植物というのがあります。
つまり、日照時間が長くなると花芽をつけるのですね。
和名
カラシナは「芥菜」と書きます。
カラシというのは、
マスタードの原料になる種子が由来のようですね。
全体の様子
空き地では群生して生えています。
草丈はせいぜい1m程度。
茎が細く、風が吹けば、よく揺れています。
花と葉
茎の先に総状花序がのびて花を咲かせます。
普通は2-3月頃が花期です。
花は黄色4弁。
おしべは6で、外側に小形のものが2、中央部(内側)に大型のものが4(四長雄しべ)。
雌しべは1(2心皮性)。
葉は大きめで、縁には鋸歯がりギザギザです。
見るには?
2月ごろから集落内の空き地や庭で出ています。
特にツアーで紹介することはないです。
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