無人岩の枕状溶岩・・西島
目次
概要
先日、
ボランティア作業で西島に行きました。
西島東側の海岸が上陸地点でした。
その海岸周辺は枕状溶岩だらけです。
わかりやすくいうと、
溶岩団子が斜面に積み上がったような感じです。
溶岩団子は直径は1mぐらいでしょうか。
地質は無人岩です。
資料を見る限り、西島は大部分が無人岩です。
つまり西島では無人岩の枕状溶岩です。
BONIN Field Guide Frame (kanazawa-u.ac.jp)
無人岩は安山岩の1種で、
マグネシウム含有量が多く、単斜エンスタタイトの結晶を含みます。
小笠原諸島の地質と見所 (kanazawa-u.ac.jp)
父島では、
枕状溶岩はあちこちあって珍しいものではないです。
むしろ、
ごく普通の地形のように感じるぐらいです。
父島では無人岩が露出しているのは、
ほとんど東側です。
西側はデイサイトが広範囲に広がっています。
なお、西島は観光での上陸ができません。
ボートツアーで西島のそばを通ることはあります。
実際の様子
水面下から枕状溶岩が続く
上から見下ろす
下から見上げる
枕状洋画につくコウライシバ
父島で枕状溶岩を見るには?
西島は観光での上陸はできません。
父島では枕状溶岩はいたるところにあります。
海岸がわかりやすいですね。
観光では、
小港、宮之浜、長崎などが見つけやすいです。
無人岩の枕状溶岩は見られる場所が限られています。
宮之浜、釣浜、初寝浦などです。
枕状溶岩は、
あちこちで露出しているので、各種ツアーでご紹介します。
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