小笠原マルベリー

一年に一度の山菜採り?・・ワラビ採り


 

一年に一度の山菜採り?・・ワラビ採り

 

概要

 

例年3月中頃より、

新芽が出てくるワラビ(シダ植物・コバノイシカグマ科・広域分布種)。

ワラビは多年草ですが、地上部は秋-冬にに枯れて、また春に出てきます。

 

その新芽は食用になります。

我が家では、ワラビ採りだけは毎年一度は欠かしません。

他の山菜はほぼ採らないので、実質、ワラビ採りは年に一度の山菜採りです。

 

父島でワラビが群生して広がっているところは

ほぼ私有地で、戦前は耕作地だったところです。

 

耕作地ではもっと稼ぎになるものを栽培していたはずなので、

どういう経緯で、ワラビの草地になったかは不明です。

一旦、ワラビが群生すると、他の植生には置き換わりにくいようです。

 

2021年は、4月3日午前にワラビ採りに出かけました。

場所は内緒・・・

僕が行った場所は、前述とは違い、他の樹木に置き換わりつつある場所で、

年々ワラビのエリアが減ってきています。

 

今年は遅めだったので、すでにワラビもかなりのびてはいました。

でも、がんばって、家族で一食食べる分は採れました。

 

あく抜きしたり、調理は妻の役目です。

ワラビご飯が食べたいですね。

楽しみです・・。

 

ワラビご飯とおひたし(2016年の調理例)

 

 

 

 

現場の写真

 

ワラビの新芽

先端から15.20cmほどのところで折ると、ポキッときれいに折れます

 

すでに芽がのびたワラビ

 

のびた葉の下から出る新たな新芽

 

 

 

見るには?

 

展望地や海岸付近など観光スポットで

ワラビが群生してるところはありません。

 

ワラビの群生地に行くにはどこも徒歩で30分程度は歩きます。

 

千尋岩コースは途中で群生地を通ります。

なお、ツアー中にそのエリアでワラビ採りはしません(できません)。

 

千尋岩(ハートロック)ルート

 

 

 

 

できればワラビ採りは出港中に

 

これは観光業者サイドの勝手なお願いですが、

入港中は、ツアーで通る場所でのワラビ採りは避けてほしいです。

 

あるいは、ツアーで人が通るときは、

休憩するなりしてワラビ採りの様子を見せないでほしいです。

 

参加者に保護エリアでの葉や種の採取はしないようにお願いしている中で、

採取行為があると、説明に矛盾が生じてきます。

(そこは私有地だからという説明もできなくはないのですが・・・)

 

観光ルートでワラビ採りできそうなのは千尋岩ルートだけなので、

そこだけお気遣い下さい。

 

よろしくお願いします。

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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