「「失敗」の日本史」(本郷和人)
目次
「「失敗」の日本史」(本郷和人)
概要
2021年3月発行、「失敗の日本史」(本郷和人)
著者はテレビの歴史番組でもおなじみの方。
「失敗」の日本史|ラクレ|中央公論新社 (chuko.co.jp)
本書は、時代ごとに、6章に分かれています。
取り上げたのは
鎌倉から関ヶ原までの時代で、時代ごとに失敗した人に焦点を当てています。
登場人物は
平清盛、源義経、源頼朝、後鳥羽上皇、北条時宗、後醍醐天皇、
足利持氏、上杉謙信、武田信玄、今川義元、武田勝頼、浅井長政、
織田信長、豊臣秀吉、石田三成、伊達政宗などなど。
さすがに天下を完全に統一した徳川家康は対象となっていません。
それらの紹介の中で、著者なりの失敗の分析がなされています。
分析していくと、当時も改善の余地があったものもあります。
いまだに謎のものもあります。
分析によると、
織田信長の暗殺はなるべくしてなったようですね・・
豊臣秀吉は、
なぜ徳川家康を放置したのか?どうして朝鮮出兵したのか?
などは謎だとか。
目次
第1章 鎌倉時代の失敗・・平清盛他
第2章 南北朝時代の失敗・・後醍醐天皇他
第3章 室町時代の失敗・・足利持氏他
第4章 戦国時代の失敗・・上杉謙信他
第5章 安土桃山時代の失敗・・豊臣秀吉他
第6章 関ヶ原の失敗・・石田三成他
とても面白く読めて、勉強にもなりました。
前の記事へ
次の記事へ