小笠原マルベリー

夜明・湾岸道路一周での自生植物(49)キキョウラン


 

夜明・湾岸道路一周での自生植物(49)キキョウラン

 

夜明・湾岸道路一周で見られる自生植物は90種類ほどあります。

奥村・旭橋から時計回りで、主には見られた順に紹介していきます。

 

 

(49)キキョウラン(ワスレグサ科・広域分布種)

 

常緑多年草のキキョウラン。

草丈は1m以下程度です。

 

花期は5-6月頃が花期です。

小さな地味な花で、花期でも目立ちません。

 

分布は父島列島、母島列島などです。

明るい林内や林縁でポツポツと生えています。

 

このルート沿いでは、

夜明道路沿いの中央山付近でわずかに生えています。

島一周 | 小笠原マルベリー (ogasawara-mulberry.net)

 

小笠原ではワスレグサ科自生種は本種のみです。

かつてキキョウランはユリ科とされていました。

 

 

 

 

 

和名

 

キキョウランは「桔梗蘭」と書きます。

 

葉などの見た目がラン(蘭)のようで、

花色がキキョウ(桔梗)のようだから、キキョウランですね。

 

和名にランとついても、ラン科ではありません。

ワスレグサ科です。

 

 

 

 

形状

 

草丈はせいぜい1m程度。

根茎は見えずに、葉だけが眼につきます。

花期になると、花茎がのびます。

 

 

 

 

 

花期になると花茎をのばし円錐花序をつけます。

 

紫色のごく小ぶりな花です。

花被片6(外花被・萼片に相当)3、内花被・花弁に相当)3、

おしべ3、めしべ1です。

内花被の方が色が薄く、外花被の方が先が尖っています。

 

 

 

 

 

葉は2列に互生、形は線形。

花茎は2列の間からのびてきます。

 

 

 

果実

 

果実(液果)は球形(径1cm以下程度)で青紫に熟します。

 

 

 

 

 

見るには? ツアーでは?

 

林内で見られますが、普段はあまり紹介していません。

花も地味ですが、花期には紹介したりしています。

森歩きで紹介します。

 

 

 

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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