「伊豆の踊子」(川端康成)
目次
「伊豆の踊子」(川端康成)
概要
初出は1926年、単行本は1927年発行、
「伊豆の踊子」(川端康成)。
川端康成 『伊豆の踊子』 | 新潮社 (shinchosha.co.jp)
本書はタイトル作他、「温泉宿」「抒情歌」「禽獣」の4編です。
残念ながら、
「伊豆の踊子」のほかはあまり面白さが分かりませんでした。
「伊豆の踊子」
「伊豆の踊子」は著者の体験に基づくようです。
伊豆へ一人旅に出た主人公(旧制高校生)が、
旅芸人の一団と出会い、その後、一緒に旅をすることになります。
主人公は旅芸人の中の踊り子に惹かれます。
最後、主人公は船に乗って、東京へ帰ります。
結末を読んでから、このあとはどうなるのだろうか?
踊り子に会うため伊豆大島に行くのだろうか、
踊り子と上手くいくのだろうかと、頭をよぎりました。
余韻が残る終わり方でした。
本作品は何度も映画化されています。
僕の世代なら、山口百恵と三浦友和です。
彼らは結ばれました。
前の記事へ
次の記事へ