小笠原マルベリー

「海の底」(有川浩)


 

「海の底」(有川浩)

 

概要

 

2005年発行、「海の底」(有川浩)。

海の底 有川 浩:文庫 | KADOKAWA

海の底 – Wikipedia

 

キーワードは、

サガミレガリス、海上自衛隊潜水艦「きりしお」、警察庁・神奈川県警といったところでしょう。

 

代表的な登場人物は

「きりしお」に逃げ込んだ自衛官2人と子供たち。

レガリスに対処する警察関係の人たちといったところです。

 

簡単に言うと、

ありえない(たぶん)生物が海から地上に上がってきて、

人々を襲い死傷者が出たのち、自衛隊によって駆除される話です。

 

話の中心は、自衛隊が出動する前の警察の対応の様子と、

「きりしお」船内の様子です。

 

そして有川作品につきものの、

男(自衛官)・女(高校生)が惹かれる話も当然ついてきます。

結末をお楽しみに。

 

物語は

サガミ・レガリスが上陸して、人々を襲うところから始まるので、

まるでパニック映画のようです。

 

のちに陸上自衛隊が出動して、あっさり駆除完了なのですが、

そこに至るやり取りは日本らしい弱点をうまく出ています。

問題提起でもあるかもしれません。

さっさと、

自衛隊が出てきたら、物語にならなかったでしょうけど。

 

 

 

 

 

有川作品について

 

「明日の子供たち」(有川浩)

 

「クジラの彼」(有川浩)

 

有川浩 | 小笠原マルベリー (ogasawara-mulberry.net)

 

有川浩: マルベリーの日記&小笠原情報箱 (seesaa.net)

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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