小笠原マルベリー

父島旬情報(7月初旬・2021/7/1)


 

父島旬情報(7月初旬・2021/7/1)

 

概要:

 

ようやく梅雨明けして、夏本番となりました。

暑い夏が4ヶ月以上続きます。

 

今年は予想外の6月に台風が来ましたが、

普通は7月後半から10月前半ぐらいまでが台風シーズンです。

 

小笠原村は「まん延防止」地域からは外れていますが、

依然「まん延防止」地域と同様の制約があります。

(飲食店の飲酒や営業時間、夜のツアー時間など)

陽性者は増加傾向ですので、7/11以降も続くと想定されます。

 

現在、ナイトツアーは21:00までです。

そのため、ウミガメツアーは開催ができていません。

(7/11以降もほぼダメでしょう)

 

日中の気温は30度ぐらい、水温も25-27度程度です。

水温も高くなったので、水着でも長く海に入っていられます。

まだクラゲも少なめです。

さらに水温が上がると、多く出てくる日があります。

 

樹林では

ヒメツバキの花が盛りを過ぎて徐々に減ってきました。

昆虫では

オガサワラタマムシ、オガサワラクマバチがよく見られています。

 

アオウミガメは産卵期で、浜辺に足跡がどんどん増えています。

(21:00以降の外出も自粛が要請されてはいます)

 

https://ogasawara-mulberry.net/news/6298/

 

 

 

 

気候・服装:

気温30度ぐらい・水温25-27度程度。

山歩きはかなり汗ばみます。

 

服装は完全に夏服です。

山歩きは、かぶれる植物(アコウザンショウ)が繁茂しているので、

下半身は肌を出さないのが無難です。

 

 

 

 

 

 

 

自生植物花情報:

 

 

「海岸」オオハマボウ、タイワンハマオモト、モンパノキ、クサトベラ、

    グンバイヒルガオ、ハマゴウなど。

 

「山地」テリハハマボウ、マルバシマザクラ、ヒメツバキ、オオシラタマカズラ、

    ヤロード、ヒメマサキ、キキョウラン、ムニンボウラン、シマザクラ

    モクタチバナ、テリハボク、ハスノハギリなど。

 

 

 

 

 

日中の自然全般:

 

気温が上がり、かなり汗ばみます。

暑さ対策が必要です。

また林内では蚊がよく出る季節になりました。

蚊対策必要です。

蚊に刺されない 究極のコツ: マルベリーの日記&小笠原情報箱 (seesaa.net)

 

かぶれるアコウザンショウが繁茂しているところは要注意です。

 

 

 

オガサワラタマムシ

 

オガサワラタマムシはクワノハエノキで探せ!!

 

 

 

 

 

夜の自然:

 

 

グリーンペペ(ヤコウタケ) △~〇

   (好天が続くとあまり出なくなります。)  

オオコウモリ樹上観察 〇~◎ オオコウモリ夕方飛翔観察 ◎~〇

オカヤドカリ・カニ類観察 ◎~〇 

夜光虫〇~△ (月夜は見えません)

星空 ◎~〇 (7/17-7/25ごろは月明かりが目立ちます)

       (天の川や夏の大三角は21:00以降見頃)

 

 

アオウミガメの産卵上陸△-〇(7月頃が最盛期)

(ウミガメツアーは深夜になるため、

 夜間活動時間の制約が解除になるまではできません。)

 

 

 

 

 

その他:

 

東京発の船、乗船前に唾液によるPCR検査実施(試行)

当分、おがさわら丸は人数制限(500人以下程度)

 

メールでのお問い合わせはこちら

メールでのお問い合わせ

マルベリーでは、山歩き(千尋岩)、森歩き、戦跡ツアー、スター&ナイトツアー、サンセット・ナイト、歴史ツアーなどを開催しております。

    は必須項目です。必ずご記入ください。

    お名前

    ふりがな

    メールアドレス

    ご住所


    お電話番号

    お問合せ内容

    個人情報の取り扱い

    個人情報保護方針に同意し、送信する

    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

    この著者の記事一覧

    コメントは受け付けていません。


    関連記事RELATED ARTICLE

    PAGE TOP