「司馬遼太郎と城を歩く」(司馬遼太郎)
目次
概要
2006年発行、
「司馬遼太郎と城を歩く」(司馬遼太郎)。
司馬氏は城が好きだったそうです。
35の城と
それにまつわる作品の抜粋が紹介されています。
さらに、城のデータ、解説、周辺観光地情報なども
盛り込まれています。
北は五稜郭から南は首里城まで。
東北は少なく、弘前城と会津若松城だけ。
多いのは、近畿・東海です。
なお現存天守12城のうち、
松本城、松江城、丸亀城、犬山城は出てきません。
その城にまつわる作品がなかったのかしら?
感想
僕は天守のある城好き。
現存でも、復興でも、模擬でも
あまりこだわりはありません。
城からの展望が好きなのです。
石垣や痕跡だけしか残らない城は
それほどでもありません。
そういう意味では
本当の城好きではないのかもしれません。
本書は
各章の冒頭に、その城にまつわる司馬作品が紹介されます。
読んだことある作品と行ったことのある城と
そうではない作品・城では、
読んでいるときに、興味の度合いが違ってきますね。
またこれから、司馬作品を読むときは、
出てくる城の場面に注目したいと思います。
参考:司馬作品
司馬遼太郎 | 小笠原マルベリー (ogasawara-mulberry.net)
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