テリハボクは花期を迎えて(’21/7月初旬)
目次
テリハボクは花期を迎えて(’21/7月初旬)
概要
’21/7月初旬、
テリハボク(フクギ科・広域分布種)が花期を迎えています。
島ではタマナとよばれています。
あちこちの個体で白っぽい花がついています。
テリハボクは海岸性の樹木です。
かつては道沿いなどに植栽もされていました。
山の方でも、防風林として植栽されたりもしていました。
そのため、
戦前に植栽された個体はかなりの大木になっています。
花を見るにはあまり大きくない個体がいいので、
返還後に植栽された個体や、若い個体がいいですね。
実際の様子
波止場駐車場の植栽木、白い花が目立ってきました。
総状花序の先に、ヒメツバキより少し小ぶりの白花をつけます。
花と萼片がほぼ同じ白色で、一見、区別がつきません。
つまり、花弁が8のように見えます。
手前の大きめの4弁が花弁、奥側の大2弁・小2弁が萼片です。
おしべ多数、めしべ1で、
めしべは赤い子房がアクセントになっています。
見るには?
テリハボクはどこの海岸でも生えています。
浜辺にいったときに紹介することもあります。
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