「龍馬奔る 少年篇・土佐の勇」(山本一力)
目次
概要
「龍馬奔る 少年篇・土佐の勇」(山本一力)
少年篇が2011年、土佐の勇が2015年発行。
「奔る」は「はしる」と読みます。
「走る」と違いはなさそうです。
主人公はタイトルの通り、坂本龍馬。
坂本の成長の姿を描きます。
同時進行的に
中岡慎太郎の成長も描かれています。
のち、坂本と中岡は
同じ場所で暗殺されています。
実は、すでに子供のころに出会っています。
少年篇は坂本が生まれてから12歳ごろまで。
土佐の勇はそこから10代後半までです。
坂本も中岡も、
家族にしっかり厳しく育てられています。
2人が様々な経験をしつつ、
成長していくさまが描かれています。
ちょうど
将来を期待できる人物になりそうな予感がする時期です。
早く次巻を読みたいものです。
ところで、
この2巻が終わったところで、
龍馬はまだ20歳にもなっていません。
生涯を描くと5-6巻にはなりそうです。
ちなみに
司馬作品の「竜馬がゆく」は文庫本全8巻です。
参考:ジョン・マン
坂本は河田小龍との交流の中で、
ジョン・マンの帰郷を知ることになります。
まだ直接の接点はありませんが、影響を受けたことは確かです。。
参考:山本作品
山本氏は高知市出身。
ジョン・マンや坂本龍馬を描くの必然なのかもしれません。
山本一力 | 小笠原マルベリー (ogasawara-mulberry.net)
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