ビワ・・果実はオガサワラオオコウモリに食べられる
目次
概要
清瀬の住宅地区に
ビワ(バラ科・外来種)が1本植えられています。
その個体は、毎年よく花をつけ、
果実もしっかりつけます。
花期は11-12月ごろです。
その後、しばらくして果期となります。
内地より花期・果期とも早いかと思います。
’22/2月中旬ごろ、
果実は徐々に黄色に熟れてきていました。
果実が熟れると、
オガサワラオオコウモリ、オガサワラヒヨドリ、
メジロなどがやってきます。
地上部を見ると、
オガサワラオオコウモリがかじったあとがあります。
いわゆる、ペリットです。
果実を食べて、不要な吐き出した部分が
ペリットです。
平べったい円形です。
ビワは人が食用にする果実。
オガサワラオオコウモリが目をつけるのも当然ですね。
和名
ビワは「枇杷」と書きます。
葉や果実の形が
楽器の琵琶に似ているからのようですね。
(葉はあまり似ているとは思えません・・)
もともと楽器の琵琶は
枇杷と表記されていたようです。
ビワ/枇杷/びわ – 語源由来辞典 (gogen-yurai.jp)
実際の様子
果期
ビワ 全景
熟れた果実 2-3月ごろ
同
ぺリット
ぺリット
花期
11-12月の花期のころ
花序にまとまって花をつけます
白い5弁花、おしべ多数、めしべ1
めしべ1は花柱・柱頭は5裂
見るには?
この個体は清瀬地区の道端にあります。
歩道から見学できます。
私有地のものですから、
果実の採取は許可をもらってください。
ほかの地区にもあるかとは思いますが、
ツアーなどで紹介することはほぼありません。
次の記事へ