「阪急電車」(有川浩)
目次
概要
2008年発行、
「阪急電車」(有川浩/有川ひろ)。
阪急電車 | 株式会社 幻冬舎 (gentosha.co.jp)
初出は文芸雑誌の連載です。
きっと連載だと、
すぐ次の駅が読みたくなったでしょうね。
タイトルの通り阪急電車が舞台。
それもかなり短い路線の今津線。
8つの駅で、わずか15分程度の路線。
本書を書いた当時は
著者もその沿線住まいと書いています。
8つの駅あるいはその付近の車内で起きる出来事が
描かれます。
映画化もされました。
阪急電車 片道15分の奇跡 – 映画・映像|東宝WEB SITE (toho.co.jp)
本文
本書は
8つの駅の往復で16駅の物語からなり立ちます。
短篇のように1駅ごとの完結に見えて、
他の駅とのつながりもあります。
それぞれが無関係の
出会い、別れ、家庭問題、人間関係が、
車内でつながったりします。
有川氏の作品を読むと、
男女の恋愛を描くのがうまいなと感心します。
読んでいて泣かせる場面もあるし。
そして、
たいがいハッピーにしてくれるので、安心して読めます。
本書でも同様です。
有川浩で読んだ本
個人的な1.2は
「図書館戦争」と「県庁おもてなし課」です。
有川浩 | 小笠原マルベリー (ogasawara-mulberry.net)
有川浩: マルベリーの日記&小笠原情報箱 (seesaa.net)
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