「祝祭と予感」(恩田陸)
目次
概要
2019年発行、「祝祭と予感」(恩田陸)。
祝祭と予感 | 株式会社 幻冬舎 (gentosha.co.jp)
「蜜蜂と遠雷」スピンオフ短編小説集!、
という売り文句。
文庫本には、
付録で音楽エッセイも入っています。
(後ろから読むとこのエッセイ、横書きです)
ちなみに僕は
「蜜蜂と遠雷」は読んでいます。
蜜蜂と遠雷 | 株式会社 幻冬舎 (gentosha.co.jp)
そのため、
このスピンオフ作品はつながりがすぐわかり、
あーなるほどこうなるんだあと理解できます。
ちなみに、タイトルがみな、
「**と**」です。
これは、
フォークナー「響きと怒り」のもじりだそうです。
内容
亜夜とマサルと塵がピアノ恩師・綿貫先生の墓参りをする
「祝祭と掃苔」。
ピアノコンクール審査員ナサニエルと三枝子の
若き日の衝撃的な出会いとその後を描いた
「獅子と芍薬」。
菱沼忠明が課題曲「春と修羅」を作るきっかけとなった
忘れ得ぬ一人の教え子の追憶
「袈裟と鞦韆」。
ジュリアード音楽院に留学した
マサルの意外な一面
「竪琴と葦笛」。
楽器選びに悩むヴィオラ奏者・奏に
天啓を伝える
「鈴蘭と階段」。
ピアノの巨匠ホフマンが
幼い塵と初めて出会った永遠のような瞬間
「伝説と予感」。
全6編。
まずは
「蜜蜂と遠雷」を読んでから。
参考
前の記事へ
次の記事へ