小笠原マルベリー

ムニンボウランの花(’22/7月初旬)


 

 

概要

 

樹上に着生するムニンボウラン(ラン科・固有種)。

6月中旬ごろから咲いていました。

 

昨年も花を確認しています。

昨年は少し早めに確認していました。

 

花期を迎えるムニンボウラン(’21/6月初旬)

 

この個体は、ルート沿いにあり、

花が咲くと確実にわかります。

 

10年以上続けて、

毎年同じ個体で、花を見続けている気がします。

ムニンボウラン: マルベリーの日記&小笠原情報箱 (seesaa.net)

 

 

 

 

 

実際の様子

 

樹上に着生している全景

ボウラン(棒蘭)というとおり、茎が棒のよう

 

花は2つだけでした。

今年は少なめです。

 

同上  花の拡大

 

 

 

 

 

花のつくり

 

 

花は淡緑色、

花のつくりは、

ずい柱1、花被片6(唇弁1、側花弁2、背萼片1、側萼片2)です。

 

丸い茶色部分が蕊柱(ずいちゅう)です。

(蕊柱とはおしべとめしべが合わさって一体になったもの)

 

ずい柱より左側(下側)、

すぐ左の平たいものが唇弁1、唇弁のさらに左の2つが側萼片2。

 

ずい柱の右側(上側)、

真ん中が背萼片1、両側が側花弁2。

 

 

 

 

 

見るには?

 

森歩きでご紹介しています。

 

定番コースで見られますが、

花期以外はあまり紹介していません。

 

興味のある方はリクエストして下さい。

 

 

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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