小笠原マルベリー

イソフジ開花中・・大村海岸(’22/8月下旬)


 

概要

 

8月下旬、大村海岸(前浜)で、

イソフジ(マメ科・広域分布種)が開花しています。

 

海岸で黄花が目立つイソフジ

 

昨年は9月ごろに記事を書いていました。

少し開花が早いのかもしれません。

 

イソフジ開花中・・大村海岸(’21/9月下旬)

 

大村海岸は

海岸沿いに多数植栽され並んでいます。

低木性の樹木で、樹高は2-3m程度です。

 

あちこちの個体で、少しずつ咲き始めています。

 

花盛りという時期になるのは、

まだまだ先ですね。

 

花期も長いので、長期に花を楽しめます。

 

果期になると、

豆果が鈴なりにぶら下がり、まさにフジのようです。

イソフジの由縁でしょう。

 

 

 

 

 

 

実際の様子(’22/8月下旬)

 

まだ花は少なめです

 

緑の中に、黄色の花で、わりと目立っています

 

 

花は5弁。

上向きの旗弁が目立ちます。

5弁は、旗弁(上・1)、翼弁(下・2・外)、竜骨弁(下・2・内)です。

おしべ10、めしべ1です。

 

防風・防潮林の様子

 

 

 

 

 

 

見るには?

 

確実に見られて、個体数も多いのが、

大村海岸です。

 

まちの宿のかたは散歩で行ける範囲です。

うちのツアーではこの近くの駐車場が集合場所なので、

集合時間に少し早く来ていただきご覧下さい。

 

ツアーで紹介することはあまりありません。

 

 

 

 

 

 

参考

 

小笠原で見られる維管束植物(種子植物・シダ)

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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