小笠原マルベリー

オガサワラビロウの根はひげ根


 

概要

 

オガサワラビロウは

父島の山中、ごく普通によく見る樹木の1つ。

 

夜明・湾岸道路での自生植物(21)オガサワラビロウ

 

小笠原で自生するヤシ科植物2種のうちの1つです。

もう1種はノヤシです。

 

夜明・湾岸道路での自生植物(22)ノヤシ

 

ヤシ科植物は単子葉植物なので、

その特徴がいくつかあります。

 

単子葉植物は草本が普通ですが、

ヤシ科やタコノキ科のような、

幹が木質化し、木本化したものもあります。

 

特徴としては

新葉(子葉)が1枚、葉が平行脈、維管束が分散、根がひげ根など。

 

この記事では

オガサワラビロウのひげ根について紹介します。

 

 

 

 

 

実際の様子

 

 

オガサワラビロウ遠望

 

ひげ根の露出  その1

 

同上  その2

千尋岩コース上

 

同上  その3

お祭り広場で切られた個体

 

幹部分、

維管束が分散し、初期の頃以外は、肥大成長しません

 

 

 

 

 

見るには?

 

道沿いでも、林内でも、普通に見られる樹木です。

おおむねほとんどのツアーで紹介できます。

 

 

ただし、

 

千尋岩(ハートロック)コース

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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