小笠原マルベリー

夜明道路沿いのヒメツバキはそろそろ伐り時?


 

概要

 

ヒメツバキ(ツバキ科・固有種)の幹や枝が、

夜明道路を覆うように生えている個体があります。

幹もかなり太めですが・・

 

夜明・湾岸道路一周での自生植物(3)ヒメツバキ

 

なかなか風情があるのでで、

問題なければ、そのままの方がいいです。

 

しかし、

幹には大きなうろが2か所もあるのです。

つまり

幹の中が空洞になっている部分があるのです。

 

木部の部分がないと、

どう考えても、強度的には落ちています。

 

道路管理者の方で、

強度や健康度など調べたのでしょうか?

 

最近は

道路への大きな落石が発生しています。

 

この樹木は道路側に傾いて生えています

もし、折れたりしたら、

間違いなく道路を防ぎます。

 

運悪く、人や車が通行中だったりしたら、

惨事の可能性もあります。

 

そんなこと考えつつ、

うろだけ見ていると、とても怖い気がします。

 

手遅れになる前に、

早めに手を打った方がいいような気がしています。

支庁土木課さん、いかがでしょうか?

 

 

 

 

 

 

実際の様子

 

 

道路側に傾斜して生えています

 

近づくと、上下にうろが見えます

 

正面から見たところ

2つの大きなうろがはっきりと

 

 

下のうろ

 

 

上のうろ

 

 

 

 

見るには?

 

都道夜明道路沿いです。

 

場所は

初寝歩道入り口から100mほど中央山寄り。

 

各種ツアーで移動時に車窓から見えます。

 

気になる人は車停めてもらい、

降りてご確認ください。

 

全ツアーメニュー

 

この記事を書いた人

吉井 信秋

大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

この著者の記事一覧

コメントは受け付けていません。


PAGE TOP