「悪魔の政治力」(瀧澤中)
目次
概要
2012年発行、
「悪魔の政治力」(瀧澤中)。
悪魔の政治力 | 経済界 (keizaikai.co.jp)
皆さんは独裁者といえば、誰を頭に浮かべますか?
本書の大部分は
独裁者の人物像や手法です。
そして最終章では、
日本に独裁者が必要かと考察があります。
著者の目的はその2点です。
取り上げた独裁者
ヒトラー、スターリン、毛沢東、
金日成、ポル・ポトなどです。
人物としては、誰もがさもありなんですね。
独裁者の定義としては、
「三権に影響力を行使、軍事・警察を握り、
言論統制をおこなう権限」。
創業の独裁者は
はじめから独裁者ではないのです。
まずは民衆の支持を得て主導者となります。
独裁はそこから始まります。
敵・反発者をつぶすことで、
常に独裁者であり続けます。
国民の反発も、
殺戮をいとわず抑え続けます。
独裁者のいる国の国民は
悲劇としかいいようがないですね。
日本では
西郷隆盛、大久保利通、東条英機、織田信長などが
独裁者候補として分析されます。
著者の視点では
「織田信長」がそれに相当します。
著者は
日本に独裁者はいらないと述べます。
ジョン・F・ケネディのようなリーダーを求めています。
参考
織田信長 | 小笠原マルベリー (ogasawara-mulberry.net)
次の記事へ