小笠原マルベリー

「坂本龍馬と明治維新」(マリアス・ジャンセン)


 

 

目次

概要

 

1965年発行(新装版は2009年)、

「坂本龍馬と明治維新」(マリアス・ジャンセン)。

新装版 坂本龍馬と明治維新 – 時事通信出版局 (jiji.com)

 

著者は

プリンストン大学の教授だった方。

マリウス・バーサス・ジャンセン – Wikipedia

 

本書は450ページ以上の学術書ですが、

文章はとても読みやすいです。

 

訳者は、平尾道夫、浜田亀吉氏で、

この2名は高知の郷土史家です。

平尾道雄 – Wikipedia

 

時代背景や時代の動きも丹念に描いています。

そこに、

坂本龍馬の動きがうまく結びつけられています。

坂本がどう変わっていったかもわかりやすいです。

 

司馬作品の「竜馬がゆく」は

本書を参考にした部分もあるといわれています。

 

「竜馬がゆく」(司馬遼太郎)

 

本書は学術書ゆえに、

書かれた当時の史実をきちんと網羅しています。

 

それを、うまく脚本したのが、

「竜馬がゆく」ですね。

 

坂本は

幕末の大いなるプロデューサーだったのではないでしょうか?

主役級は西郷、大久保、木戸など。

 

 

 

 

 

 

目次

 

1 坂本と日本

2 西洋への反応

3 勤王派時代

4 勝のもとで働く

5 薩長同盟

6 海援隊

7 船中八策

8 維新

9 土佐における維新

 

 

坂本龍馬は

3まではそれほど出てきません。

また9は坂本の死後です。

 

 

 

 

 

参考

 

「龍馬奔る 少年篇・土佐の勇」(山本一力)

 

桂浜の龍馬像は小笠原も見ている?(2020年11月訪問)

 

司馬遼太郎が描かなかった幕末- 松陰・龍馬・晋作の実像 (一坂太郎)

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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