黒く熟したナガバキブシ果実(’23/1月初旬)
目次
概要
’22/12月中旬、
ナガバキブシ(キブシ科・固有種)の果実を見つけて、
記事にしていました。
その後、
果実(液果)も熟れて黒ずんできました。
中を割ってみると、
赤味を帯びた小さな種子が多数入っていました。
近いうち、果実が割れて、
地面に散布されていくのでしょうね。
こういう種子だと、
母樹の近くに落下して散布される感じです。
鳥散布があれば、
遠くに運ばれるのですが・・
どうなのでしょう?
種子が地上に落ちる前に、
クマネズミに食われない事を願います。
たぶん、自然下では、
果実がついている個体はかなり少ないと思います。
僕自身も
今までほとんど見たことなかったです。
現地の様子
黒ずんできた果実(直径1.5㎝程度)
同上 別の果実
果実を割ると、赤い小さな種子が多数
同上 拡大
見るには
森のツアーで
歩くルート沿いでごくわずかですが見られます。
2022年12月には
その株(雄株)に花序をつけていました。
リクエストしてください。
なお果実をつけている株は
観光ルート沿いにはありませので、ご紹介できません。
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