小笠原マルベリー

黒く熟したナガバキブシ果実(’23/1月初旬)


 

概要

 

’22/12月中旬、

ナガバキブシ(キブシ科・固有種)の果実を見つけて、

記事にしていました。

 

ナガバキブシの果実(’22/12月中旬)

 

その後、

果実(液果)も熟れて黒ずんできました。

液果 – Wikipedia

 

中を割ってみると、

赤味を帯びた小さな種子が多数入っていました。

 

近いうち、果実が割れて、

地面に散布されていくのでしょうね。

 

こういう種子だと、

母樹の近くに落下して散布される感じです。

 

鳥散布があれば、

遠くに運ばれるのですが・・

どうなのでしょう?

 

種子が地上に落ちる前に、

クマネズミに食われない事を願います。

 

たぶん、自然下では、

果実がついている個体はかなり少ないと思います。

 

僕自身も

今までほとんど見たことなかったです。

 

「種の保存法」指定のナガバキブシ花

 

 

 

 

 

 

現地の様子

 

 

黒ずんできた果実(直径1.5㎝程度)

 

 

同上  別の果実

 

果実を割ると、赤い小さな種子が多数

 

同上  拡大

 

 

 

 

 

見るには

 

森のツアーで

歩くルート沿いでごくわずかですが見られます。

 

2022年12月には

その株(雄株)に花序をつけていました。

 

リクエストしてください。

 

なお果実をつけている株は

観光ルート沿いにはありませので、ご紹介できません。

 

 

 

 

 

メールでのお問い合わせはこちら

メールでのお問い合わせ

マルベリーでは、山歩き(千尋岩)、森歩き、戦跡ツアー、スター&ナイトツアー、サンセット・ナイト、歴史ツアーなどを開催しております。

    は必須項目です。必ずご記入ください。

    お名前

    ふりがな

    メールアドレス

    ご住所


    お電話番号

    お問合せ内容

    個人情報の取り扱い

    個人情報保護方針に同意し、送信する

    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

    この著者の記事一覧

    コメントは受け付けていません。


    関連記事RELATED ARTICLE

    PAGE TOP