ナガバキブシ開花(’22/2月中旬)・・雌花
目次
概要
’22/2月中旬、
ナガバキブシ(キブシ科・固有種)が開花しています。
ナガバキブシは
種の保存法に指定されている個体数の少ない植物です。
list_ESPA20210401.pdf (vill.ogasawara.tokyo.jp)
花はとても地味です。
本種は雌雄異株です。
雄花・雌花とも咲いていましたが、
雌株の花(雌花)を見つけたので、ご紹介します。
雌花は
めしべの子房がふくらんでいます。
一方、おしべは退化しています。
雄花は
おしべ8がはっきり見えます。
めしべ1も見えますが、子房がふくらんではいません。
花はかなり小さいですが、
両者はわりとはっきりと違いが分かります。
雌花の方がやや大きいかと思います。
雌株の花(雌花)
雌株の個体
花序に複数の花をつけるのは雌雄とも同じ
見るには?
森のツアーで
歩くルート沿いでごくわずかですが見られます。
2022年もその株(雄株)に花をつけていました。
地味な花ですが、
よかったらリクエストしてください。
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