小笠原マルベリー

コハマジンチョウは南島、ジョンビーチ周辺などで開花中(’23/1月中旬)


 

 

概要

 

’23/1月中旬、

コハマジンチョウ(ゴマノハグサ科・広域分布種)が開花中。

 

コハマジンチョウ・・分布はジョンビーチ周辺や南島

 

父島では

主に石灰岩の南島やジョンビーチ周辺で自生。

 

特にジョンビーチ周辺では

まとまった群落をつくっています。

 

同じ石灰岩でも、

南島とジョンビーチ周辺では生えているものが違います。

 

ノヤギの食害の影響が大きいのではないかと

感じています。

 

父島はノヤギが野生化しています。

ジョンビーチ周辺もしかりです。

そのため食害を受ける植物はかなり少なめです。

 

コハマジンチョウはノヤギの食害がなさそうです。

結果として、

ジョンビーチ周辺で群落をつくって広がっているのでしょう。

 

 

 

 

生えている様子

 

 

崖地の縁の上の赤土部分

 

同上   少し違う場所

 

石灰岩の上

 

同上  別な場所

 

 

 

 

 

花の様子

 

地を這うように生えています

 

葉腋から花茎をのばし花をつけます

 

小さな白い花で5裂、おしべ4、めしべ1

 

花冠には

小さな黒っぽい点がいくつも見えます

 

 

 

 

 

見るには

 

コハマジンチョウが見られる場所に行くことは

めったにありません。

 

うちは陸域専門のため南島は行きません。

 

強いていえば、ジョンビーチですが、

こちらもツアーは年に1-2回程度。

 

 

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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