道沿いの擁壁角に生えるマツバラン
目次
概要
夜明道路でよく車を停める場所。
何気なく擁壁の角付近を見たら、
黄色のものが目に入った。
<擁壁の角に生えるもの>
よく見たら、
マツバラン(シダ・マツバラン科・広域分布種)だった。
黄色のものは、
マツバランの単体胞子嚢群だった。
なんだといえばそれまでだが・・
道路沿いにある擁壁には
隙間などから意外と植物が生えていたりする。
気にして見てみると、たまに発見がある。
実際の様子
擁壁の角に黄色のものが目についた
マツバランだった
黄のものが単体胞子嚢群
単体胞子嚢群とは、
数個の胞子嚢が一つの単位としてまとまった姿をとる構造。
単体胞子嚢群は3室で、
枝につくごく短い側枝の上に単生する
(胞子嚢群が3個合着)
はじめ緑色、熟すと黄色に変わる
よく見ると、さらに上の方にもいくつかあった
見るには
地味な植物で、
それほど目立ってあちこちで見られるわけではない。
そのため、
ツアーで紹介することは少なめ。
リクエストがあれば、各種ツアーで紹介ができる。
興味のある方はお伝えいただきたい。
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