小笠原マルベリー

ヒバゴケの腹葉と背葉


 

概要

 

ヒバゴケ(イワヒバ科・広域分布種)は

父島ではわりとよく見るシダ。

 

夜明・湾岸道路での自生植物(74)ヒバゴケ

 

ヒノキの葉に似ているという意味で、

ヒバとつく。

 

その葉の部分を近くで見ると、

軸のところにも小さな葉があるのが分かる。

この葉は2列で縦方向についている。

 

軸から横に生えているのが腹葉、

軸に縦につく小さな葉が背葉という。

 

この葉をそこまで近くで見たこともなく、

僕も実は最近まで知らなかった。

 

 

 

 

腹葉と背葉

 

 

側枝の横にのびるのが腹葉2

中央部の側枝と同じ向きにのびるのが背葉2

 

腹葉と背葉は形もやや違う

 

 

同上

 

 

側枝の葉はニ形性 

 

腹葉は両側に1つずつ、背要は中央部に2列

背葉はかなり小さめ

 

杉並の自然学/シダ植物/イワヒバ科/イワヒバ属 (coocan.jp)

多様性センター学習園の花 (tokyo-park.or.jp)

 

 

 

 

 

 

見るには? 

 

山地の方のルート沿いで生えている。

また道路沿いでも見られる。

各種ツアーで紹介できる。

 

興味を持つ人は少ないので、

あまり紹介していない。

 

興味のある人はリクエストを願う。

 

 

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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