ゼニゴケに似た丸いゼニゴケシダ
目次
概要
岩場にへばりつくように生える
ゼニゴケシダ(シダ・コケシノブ科・広域分布種)
葉の形状はおおむね円形。
本種は
ゼニゴケに似たシダという意味合い。
湿っぽい沢筋などの岩壁・岩上などに生える。
小笠原での分布は父島と母島。
父島ではかなり少ないように感じる。
しかし、
観光ルートの千尋岩ルート沿いでも見られる。
確認しているのは1ヵ所だけだが。
広域分布種で
国内では他に南西諸島などで見られる。
和名
ゼニゴケは「銭苔羊歯」と書く。
ゼニゴケに似たシダの意味。
ゼニゴケは小銭に似た形のコケの意味。
現地の様子
岩壁に生えている様子
へばりつくように生える
葉は円形に近い
同上
胞子嚢群は葉の辺縁で突出
同上拡大
包膜はコップ状
見るには
観光ルートで確実に見られるのは
千尋岩ルートの1か所。
沢沿いの岩壁である。
他のルートではいたことがない。
千尋岩コースで、
本種を紹介することはほぼない。
興味のある方はリクエストいただきたい。
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