小笠原マルベリー

夜明・湾岸道路での自生植物(78)イシカグマ


 

 

はじめに

 

夜明・湾岸道路一周で見られる自生植物は

90種類ほどある。

1種類ずつ、

特徴や見られる場所を紹介していく。

 

島一周 | 小笠原マルベリー (ogasawara-mulberry.net)

 

 

 

 

 

(78)イシカグマ(シダ・コバノイシカグマ科・広域分布種)

 

常緑で地上性の

イシカグマ(コバノシカグマ科・広域分布種)。

 

父島ではごく普通に見られるシダ。

 

根茎が長く匍匐しているため、

普通、群生して生えている。

 

葉柄は直立している。

葉柄・葉身合わせて1-1.2mほど。

 

石や岩の多い、

明るい林内、歩道沿いなどで群生して生える。

ケホシダと混成しているところもある。

 

夜明・湾岸道路での自生植物(77)ケホシダ

 

このルート沿いでは、

夜明道路や湾岸通りの日陰っぽい場所で見られる。

 

小笠原での分布は

父島列島、母島など。

 

 

 

 

 

 

和名

 

イシカグマは「石カグマ」です。

 

石の多いところに生えるシダの意味。

古名でカグマはシダのことのよう。

イシカグマ – Wikipedia

 

 

 

 

 

 

 

 

実際の様子

 

 

歩道沿いで群生する様子

 

ケホシダと混成しているところもある

 

林縁で群生する様子

 

葉柄と葉身合わせて1-1.2m程度

 

葉は2回羽状複生

 

葉柄は群生し直立している 

 

葉の裏

 

胞子嚢群は辺縁近くにつく

 

同上  拡大

 

 

 

 

見るには

 

山地の方で普通に生えている。

 

あまり紹介はしないが、

ほとんどのツアーで紹介できる。

 

興味のある方はお知らせいただきたい。

 

 

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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