「肉体の悪魔」(レーモン・ラディゲ)
目次
概要
1923年発行、
「肉体の悪魔」(レーモン・ラディゲ)。
もちろん僕は日本語訳で読んだ。
肉体の悪魔 – 光文社古典新訳文庫 (kotensinyaku.jp)
著者は20歳で亡くなった。
そのため、
作品は本書を含めて2作しかない。
本作品は200ページほどの文章なので、
半日もあれば十分読める。
訳文ではあるが、
文章も簡潔で読みやすい。
(訳文がいいのか、原文がいいのかはわからない)
女性との不倫関係において
僕の感情や行動の変化が見どころ。
著者のプロフィールからは、
著者の経験も投影されているように思う。
内容
現代風に言えば、若い男女の不倫の話。
どちらもまだ10代。
男が独身で、女が既婚者。
ほぼ僕の一人称で描かれている。
感情や行動が丁寧に描かれる。
2人は当然肉体関係も持つ。
その結果、女性は妊娠する。
女性からはこんな言葉もかけられる。
「ジャックと幸福になるより、
あなたと不幸になるほうがいい」
結末は・・・
参考
図書 | 小笠原マルベリー (ogasawara-mulberry.net)
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