小笠原マルベリー

ムニンビャクダン保護柵設置(林野庁・’23/6月初旬)


 

 

概要

 

’23/6月初旬、長崎付近の道路沿いで、

ムニンビャクダン(ビャクダン科・固有種)保護柵が

設置された。

 

夜明・湾岸道路一周での自生植物(43)ムニンビャクダン

 

これは

ノヤギの食害を防ぐものである。

 

<説明板>

 

小低木の個体だと、ノヤギが通ることで、

踏まれたり、折られたりもあるだろう。

 

場所は国有林内にあり、

設置者は林野庁(小笠原諸島森林生態系保全センター)。

 

この場所は道路沿いで復数見られる場所だが、

枯死が目立っていた。

 

ただし、

元気そうな1個体は今年も開花が確認できていた。

この記事を書く直前(’23/6/1)にもまだつぼみがあった。

 

ムニンビャクダン開花確認(’23/5月中旬)

 

こうやって保護柵で守っていただけるのはありがたい。

一方では、

来年から開花が見づらくなる。(ちょっと残念)

 

これは余談ではあるが、

ヒノキバヤドリギは同じビャクダン科である。

 

夜明・湾岸道路一周での自生植物(67)ヒノキバヤドリギ

 

 

 

 

 

現地の様子

 

設置作業中

 

 

設置完了

 

 

 

案内板

 

 

 

見るには

 

この場所は

都道の長崎付近にある。

 

毎年、開花個体があるが、これで見づらくなった。

(残念)

 

ムニンビャクダンは

この近辺の道路沿いにも自生はしている。

ただし分かりにくい。

 

自生地は、長崎は景観ツアーや森歩きで、

旭山は森歩きで訪れる。

 

興味のある方はリクエストいただきたい。

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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