イヌシバは花期を迎えて(’23/6月中旬)
目次
概要
’23/6月中旬、
イヌシバ(イネ科・外来種)は花期を迎えている。
イヌシバは植栽地以外にも
浜辺付近で野生化して広がっている。
違いとして、
公園は植栽で、海岸付近は野生化かと思う。
本種は注意して見ていただくと、
葉以外にも、小穂が出ているのが分かると思う。
小穂は扁平で細長い。
花期には
そこにおしべやめしべがつくのが分かる。
イヌシバは地をはうように生えているので、
あまり注意してみることもないかと思う。
たまには
地面近くをのぞき込んでいただきたい。
新たな発見があるかもしれない。
実際の様子
海岸付近で野生化して広がる様子
視線を下げると小穂に気がつく
小穂は扁平で肉厚
花期にはおしべ・めしべが出ている
おしべは白い花糸と橙色の葯
めしべは赤紫のブラシのようなもの
おしべだけが見える小穂
先におしべがのび、のちにめしべであろうか
(要調査)
見るには
父島の集落近い海岸や集落の園地では、
よく見られるシバである。
特にツアーで紹介したりはない。
興味のある方はお知らせいただきたい。
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