<論文>「日米関係における小笠原返還交渉の意義」(真崎翔)
目次
概要
小笠原研究№39記載の論文、
「日米関係における小笠原返還交渉の意義」(真崎翔)。
Ogasawara Research目次|東京都立大学 小笠原研究委員会 (tmu.ac.jp)
執筆者は、
名古屋外国語大学講師 真崎翔氏。
真崎 翔(Masaki Sho) | 教員紹介 | 名古屋外国語大学
「小笠原返還は、沖縄返還と歴史的つながりをもつものの、
これまでその歴史的意義が
十分包括的に検証されることがなかった。」
「本論は、・・・
同返還の日米関係史上の重要性を立証していく。」
要旨抜粋
具体的には・・・・・
「返還交渉において、
佐藤がジョンソンに対して、 ・・・・、
いかなる経済、政治、及び軍事的な協力を約束したかについて
明らかにする。」
「佐藤の取り組みが、
ジョンソンの要求を満たすことはなかった、
ということを論証する。」
「同返還交渉時に、・・・・
秘密の会談記録の政治的調整機能を論考する。」
「同諸島の返還が、
ベトナム戦争の拡大により動揺した日米関係の緊張緩和及び、
1970年の日米安保条約の延長に結び付いた、
ということを証明する。」
など。
参考
「小笠原諸島の占領と返還をめぐる国務省と軍部の対立の構図」
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