小笠原マルベリー

オガサワラオオコウモリがアレカヤシ果実に集う


 

 

概要

 

’23/8月中旬、

アレカヤシ果実に集うオガサワラオオコウモリ。

アレカヤシ – Wikipedia

アレカヤシ: マルベリーの日記&小笠原情報箱 (seesaa.net)

 

まだ日が暮れるまで1時間以上も前で、

活動時間にはやや早い。

 

ねぐらからは近いとはいえ、

早くもアレカヤシ果実に集まっていた。

 

ここは並木になっていて、

果実も大量にあちこちついていた。

 

観察していると、活発に果実を食べていて、

しばらくすると、果実を吐き出す。

これは、

果肉だけを食べているものと思われる。

 

台風7号が通り過ぎて、

えさ不足の可能性がある時期。

そのため、このアレカヤシの果実を、

早い時間から積極的に利用しているのかも。

 

もちろん以前から

アレカヤシの果実を食べるのは知られてはいる。

 

 

 

 

 

 

 

実際の様子

 

 

アレカヤシ並木

 

 

果実をつける個体が多い

 

 

かなり早い時間から、

果実に来ているオガサワラオオコウモリ

 

 

1か所の果実に1頭ずつ

 

頻繁に果実をかじり、果肉以外は吐き出す

 

 

<動画:果実をかじるところ>

 

 

 

<動画ウンチするところ>

 

 

 

 

 

 

 

オオコウモリを見るには

 

多くの人が集まるといけないので、

場所を特定する情報は出さない。

(写真でわかる人もいるだろう)

 

日没1時間以上も前から、

餌場で見られるのことはそう多くはない。

 

夕暮れのねぐらからの飛翔観察や、

夜の餌場での観察が普通。

 

自分で見るのが難しい方は

ナイトツアーのご参加を。

ツアーであればほぼ見られている。

 

ナイトツアー

 

サンセット・ナイトツアー

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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