小笠原マルベリー

小笠原に来なくてはいけない理由、その48「動物注意標識がレア・ユニーク」


 

概要

 

日本中で、

様々な動物注意の交通標識はあると思う。

 

小笠原にも複数種の標識がある。

ノヤギ(3図案)、アカガシラカラスバト、オカヤドカリ、

ハハジマメグロなど。

 

アカガシラカラスバトやハハジマメグロは

小笠原にしかないレアもの。

ハハジマメグロは母島にしかいないので、

母島だけの標識。

 

ノヤギやオカヤドカリは、

他地域にもあるかもしれないがユニークである。

 

ノヤギの標識は

たしかにいそうな岩場付近についている。

 

最近の標識は

落石注意も同時に書かれている。

ノヤギが岩場にいると、

蹴っ飛ばして、落石の心配もあるからだ。

 

オカヤドカリの標識は山中にあり、

そこにある意味が不明。

山では決して多くはない。

母島は海岸近いところにあり、これは適切。

 

 

 

 

 

ハハジマメグロ

 

メグロは小笠原固有種。

母島だけにしかいない鳥で、レアな標識。

 

山中の道路沿い

 

ハハジマメグロが樹上にとまる図案

 

 

 

 

 

 

アカガシラカラスバト

 

固有亜種の鳥。

索餌で、地上にいること多い鳥で、

道路に出てくることもある。

 

 

全身が図案

かなりイラスト的

 

 

図案拡大

 

 

目の部分がまつ毛風で違和感

真意は?

 

 

 

 

 

オカヤドカリ

 

父島では夜明平の山中、母時では沖港付近。

オカヤドカリは海岸付近に多いので、

父島の標識の設置位置には違和感あり。

 

 

全身が図案

父島は山中にあり、場所が違和感あり

 

 

 

母島の標識

海沿いにあるので、妥当な場所

 

触角は4本なのだが、2本しか描かれていない

目の描き方もちょっと違和感あり

 

左の鋏脚が大きいのは事実

 

 

 

 

ノヤギ

 

父島だけ、2023時点でも野生化個体がいる。

道路わきにいることもある。

夜明道路に3つの図案あり。

 

 

全身の図案

前足を上げて跳ねているような状態

 

親子2頭の図案

親はオス

 

新しい図案

ノヤギが石をけとばすような図案

 

上写真の裏側

崖とヤギの向きを変えてある

 

図案拡大

 

石ころが落ちてくるのは事実

 

 

 

 

番外:落下物注意

 

デザインはタコノキ果実

 

新設「落下物注意」標識・・タコノキ果実

 

 

 

番外:踏切

 

 

踏切の標識

洲崎の旧自動車教習場跡地に残る

坂道発進の場所である

 

 

夜明道路でよく見る勾配標識

 

夜明道路でよく見る警笛の標識

 

現状はまず鳴らす車はない。

パトカーだって鳴らしてはいない。

理由は2車線で、普通にすれ違えるからだと考える。

この標識はいらない気もする。

(一度小笠原警察署に聞いてみたい)

 

 

 

 

 

 

見るには

 

父島のものは

踏切をのぞいて、夜明道路で見られる。

 

ツアーでは千尋岩コースをのぞき、

各種ツアーで紹介できる。

 

踏切はリクエストがあれば、

立ち寄りは可能。

(千尋岩コースを除く)

 

全ツアーメニュー

 

 

 

 

 

参考「小笠原に来なくてはいけない理由」

 

小笠原ならではのこと、

ナンバー1、オンリー1のことを集めてみた。

 

小笠原に来なくてはいけない理由

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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