「幕末の小笠原」(田中弘之)
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概要
1997年発行、
「幕末の小笠原」(田中弘之)。
幕末の小笠原(中公新書) | 田中 弘之 |本 | 通販 | Amazon
(発行元のサイトでは検索できず・絶版?)
タイトルの通り、
幕末の小笠原に多くのページが割かれる。
前後の章を含めると、
発見から米軍返還までの通史ともなっている。
小笠原の歴史を知る上では、
見逃せない図書の1つである。
あまり知られていない、
中濱万次郎の捕鯨、ホートン事件、金玉均の小笠原亡命、
戦時中のカニバリズムなども取り上げている。
ホートン事件について
KJ00005097029.pdf (komazawa-u.ac.jp)
余談だが
本書では親族名の島名の命名ついては、
小笠原貞任説を取っている。
著者
田中弘之氏は
「幕末小笠原島日記」の著書もある。
咸臨丸での小笠原探検に同行した、
菊池作次郎の日記である。
田中 弘之 – 株式会社 吉川弘文館 (yoshikawa-k.co.jp)
目次
無人島の発見
探検船と捕鯨船
アヘン戦争と小笠原島
無人島への憧れと蛮社の獄
ペリー艦隊の来航
高まる小笠原島回収計画
上陸
入植と捕鯨
日本人の撤退とホートン事件
明治新政府の小笠原島回収
近代の小笠原島
参考
マルベリーでは歴史ツアーを開催している。
基本は半日コース。
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