小笠原マルベリー

戦時中の父島‐要岩間海底ケーブル?


 

 

概要

 

二見港内、

扇浦の500mほど沖合に要岩がある。

 

先日、この付近を泳いだ時に

海底ケーブルがあるのを確認した。

 

要岩往復のロングスイム!!(’23/9/10午前)

 

ラインとしては、

父島二業地付近から要岩にかけてであった。

 

要岩には、

戦時中のトーチカや銃眼が残る。

 

それゆえ、

軍事利用の通信線かと思われる。

(今後、要調査)

 

トーチカは、入口1ヵ所、銃眼3か所が、

目視で確認できる。

(内部は未確認)

 

銃眼3か所は3方向にあるが、

西の湾口の方には向いていない。

いずれも父島の海岸の方を向く。

敵の侵入経路側に銃眼がないので、

上陸する敵を後ろから狙う意図なのかと思った。

あるいは単に上空の監視だろうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

実際の様子

 

 

 

要岩

 

要岩付近の海底(1)

 

同上(2)

 

同上(3)

 

要岩のトーチカ入口と銃眼1(境浦方面を向く)

 

銃眼2(大村方面を向く)

 

銃眼3(扇浦方面を向く)

 

二業地側の海底ケーブル(1)

 

同上(2)

 

同上(3)

 

二業地側陸地

 

 

 

 

 

行くには

 

要岩上陸は

カヤック、シュノーケリングなどで。

履物は必須。

 

海底ケーブルは

二業地から要岩にかけて泳げば見つかる。

 

 

 

 

 

 

 

参考

 

 

小笠原・父島の戦跡

 

 

戦跡ツアー

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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