日米間海底電信線の名残
目次
日米間海底電信線の名残
概要
宮之浜には、太いケーブルが海底に残っています。
ここで泳ぐほとんどは、なんだか分からないと思います。
実はこれが日米間海底電信線の名残です。
1906年、日米間海底電信線が開通しています。
つまり、
このケーブルは100年以上経って残っているものです。
近代遺跡の価値ありですね。
電信線は本州から小笠原を経由し、
グァム、ハワイ、サンフランシスコとつながっていました。
日本側は本州と小笠原をつなげました。
小笠原から先はアメリカ側でつなげていました。
100年以上を経て、
水中のケーブルの周辺にはサンゴが広がっています。
このケーブルを撤去しようとすると、
サンゴをかなり壊すことになります。
今更、撤去もできませんね。
宮之浜に
このことを紹介する説明板があってもいいかなと思います。
実際の様子
サンゴの中を通り抜けているところ
砂地で露出したところ
直径5㎝ほど
水中のケーブルは、かなり付着物がついていて、
金属ブラシでこすらないと表面は分かりません。
地上部のもの
地上で露出しているものは表面がはっきりと分かります。
見るには?
場所は宮之浜です。
まちから徒歩でも30分ほど。
水中部は泳げばすぐわかるようなところにあります。
陸上部は見つけるのが難しいかと思います。
この浜は
景観ツアーや一日コースの休憩で立ち寄ったりしています。
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