「死ぬときに人はどうなる10の質問」(大津秀一)
目次
概要
2010年発行、
「死ぬときに人はどうなる10の質問」(大津秀一)。
著者は、緩和医療医。
先に「死ぬときに後悔すること25」を書いている。
そして今度が
「死ぬときに人はどうなる10の質問」。
しかし、とても難しい問題なので、
はっきりと答えが出ているものは少ない。
本当の死者に聞く事はできないから。
人それぞれいろんな答えがあるということ。
2、死ぬときはどうなりますか?
4、人は死期を悟るのでしょうか?
は比較的明快に答えが出ている。
死期に関して、
山岡鉄舟のエピソードがある。
勝海舟の見舞いに対し、
「現世での用事が済んだので、お先に参ることにいたす」。
死期を悟っていたのである。
(’23年時点)
僕はおおむね健康体で、
死ぬのはまだ先であろかと思う。
でも、人は何が原因で死ぬかわからない。
そういう意味では、
いつ死んでもいいように生きることが大事。
目次
1 死を語るあなたは何者ですか?
―こういう人間です。
2 死ぬときに人はどうなりますか?
―こうなります。
3 人はどんな風に思って死んでいくのでしょうか?
―迷いながら、受け入れて、です。
4 人は死期を悟るのでしょうか?
―おそらく、そうだと思います。
5 健康に気をつかっていれば死ににくいですか?
―そんなことはありません。残念ながら。
6 なぜ死を見つめることが必要なのですか?
―人間は意外に楽観主義だからです。
7 死後の世界について言い切らないのはなぜですか?
―死後の世界も、人それぞれだから、です。
8 孤独死は不幸でしょうか?
―必ずしもそうではないと思います。
9 死とは不幸ですか?死ななければ幸福ですか?
―物質的な成功では死を乗り越えがたいのは事実です。
10 死をも左右する力を手に入れた人間は、
本当に偉いのでしょうか?
―偉くもあり、愚かでもあります。
著者
著者は水戸一高の後輩に当たる人物。
僕よりは10歳以上若い。
すでに
「死ぬときに後悔すること25」を読んだ。
大津秀一|書籍・CD・DVD|致知出版社 (chichi.co.jp)
参考
読んだ本
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