「人はひとりで死ぬ」(島田裕巳)
目次
概要
2011年発行、
「人はひとりで死ぬ」(島田裕巳)。
本書のタイトル、当たり前といえば当たり前。
人は死ぬとき、みなひとりなのである。
人がこだわるのは、
臨終の時に見守る人がいるかどうか、なのであろう。
個人的には、
もう死ぬんだからどうでもいいですけどね。
サブタイトルは「無縁社会」を生きるために。
人は田舎から都会に出て、
一見無縁社会に出たようで、実は都会にも多くの有縁がある。
会社が最たる例。
だから本当の無縁になるのは、
リタイアした後かもしれない。
この本のキーワードとなるのは、
有縁・無縁・創価学会・おひとりさまなど。
死ぬ時の選択肢2つ。
1、有縁を大切にし、無縁死しないように努力すること。
2、無縁死を覚悟すること。
僕は2でいいけど・・・
(もちろん妻や子供がいたら嫌なわけではないし、
いてくれたらありがたい。
(死んでしまうから、その後に感謝のしようもないが)
それよりは、
死ぬ前に精一杯生きて悔いを残さないこと。
そこには、
臨終を見取ってもらうことも入るのかもしれないが。
目次
第1章 「無縁社会」の衝撃
第2章 個人を縛る有縁社会
第3章 無縁が求められた時代
第4章 都会のなかでの有縁化
第5章 世間を作り上げた新宗教の緑
第6章 サラリーマン社会が生む無縁化
第7章 無縁死に向かう「おひとりさま」
第8章 無縁社会における生と死
第9章 無縁死を求める信仰
第10章 人はひとりで死ぬ
参考
既読:島田氏の本
島田裕巳: マルベリーの日記&小笠原情報箱 (seesaa.net)
読んだ本
図書 | 小笠原マルベリー (ogasawara-mulberry.net)
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