「小笠原始末記」(新田次郎)
目次
概要
1977年発行(文庫本は1981年)、
小笠原始末記(新田次郎)。
江戸時代の人物が主人公で、
9編に分かれている。
9編の主人公は、
別木庄左衛門、山村留次郎、小笠原貞任、永岡久茂、
幡随院長兵衛、水野十郎左衛門、佐久間象山、徳川家重など。
それほど有名ではない人物も多い。
主人公は知らない人物もあるだろう。
本書を読んで、少し知ろう。
小笠原始末記
新田次郎は気象台に勤めていたころ、
小笠原勤務も経験していた。
それゆえ、
小笠原のことも小説の題材となりえたのかと思う。
タイトルの小笠原始末記は、
小笠原宮内貞任が主人公。
小笠原貞頼による小笠原発見を、
貞任は、幕府に申し出ていた。
奉行所の調べで、
人物詐称で江戸から重追放となったということだ。
しかしこの小説では、
大岡越前守により暗殺される。
さて、
この小説の内容は創作なのであろうか?
参考
新田次郎: マルベリーの日記&小笠原情報箱 (seesaa.net)
貞任 | 小笠原マルベリー (ogasawara-mulberry.net)
前の記事へ
次の記事へ