隣り合う陸軍・海軍標石
目次
概要
大根山地区の山中に、
隣り合う陸軍・海軍の標石がある。
かつてこのあたりは、
海側の平地に海軍父島航空隊基地、
山側には陸軍大村第四砲台があった。
この標石は、
ちょうどその境にあたるのであろう。
設置の経緯としては、陸軍の方が古くからある。
この標石は
陸・海が同時に設置したのか?
それともどちらかが先に設置し、
のちにもう一方が隣に設置したのだろうか?
標石の後ろ側には、
どちらも通し番号がついている。
海軍は十三、
陸軍のはやや読みづらく、防一五(〇)であろうか。
戦後、このあたりは樹林に戻り、
人目につかない場所となっている。
探せば、
他にも、陸・海標石が並ぶところはあるのだろうか。
探してみよう。
現地の様子
隣り合う陸・海の標石
左・山側 陸
右・海側 波マーク2つ 海軍
後ろ側
左・海軍 十三
右・陸軍 防一五あるいは防一五〇?
陸軍後ろ側拡大
一五〇のように見える
見るには
大根山地区にあるが、道沿いではない。
ここに至るには、歩道がなく、
足場が悪いので、ガイドはしない。
どうしてもという場合、
健脚の方限定で紹介はできる。
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