黄花が目立つアメリカハマグルマ
目次
概要
集落周辺で植栽されたり、野生化している、
アメリカハマグルマ(キク科・外来種)。
もともと緑化用で持ち込まれた。
多年草で、茎は地を這うようにのびる。
接地部からまた根を出してのびる。
通年で、目立つ黄花をつけている。
父島の野生化状態を見ると、
生えているところでは一面に広がるという状況。
山中でどのぐらい野生化しているかは未知数。
(要調査)
沖縄では防除計画までたてられている。
父島でも気を付けておくべきだろう。
Microsoft Word – 12防除計画_アメリカハマグルマ(最終案2)
アメリカハマグルマ Sphagneticola trilobata
小笠原には、在来種で、
キダチハマグルマ・・母島・加算列島、
ネコノシタ(ハマグルマ)・・父島・兄島、もあるようだ。
ただし、父島の道端に見られるのは、
ほぼこのアメリカハマグルマはかと思う。
本種の野生化は父島だけとなっている。
(要調査)
和名
アメリカハマグルマは
「アメリカ(亜米利加)浜車」と書く。
アメリカ産のハマグルマということ。
ハマグルマは、
浜辺で生え、花が車輪のようだから。
ネコノシタ(猫の舌)は
葉のザラザラした感触からのよう。
生えている様子
道沿いで広がる様子
マット状におおいつくす
通年で黄花をつけている
茎の先端に黄色の頭花を1個つける
頭花は舌状花と管状花から構成される
舌状花は10前後
管状花は多数
葉は対生
形は披針形、縁には鋸歯がある
縁の中央部に切れ込みがあり鉾型のようにも見える
表面はつやがあるが、ざらざらしている
見るには
集落エリアやその近辺の道端で野生化している。
あちこちで見られるので、
特に紹介はしていない。
各種ツアーで移動中に紹介できる。
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