小笠原マルベリー

シマクマタケラン果実に入る種子数


 

 

概要

 

ショウガ科固有種のシマクマタケランは

夏以降に果期を迎える。

 

牧野富太郎氏命名のシマクマタケラン

 

以前、

果実を確認したものは種子が1つだった。

 

シマクマタケランの果実(’23/9月下旬)

 

種子は複数ではないかという指摘があり、

その後、いくつか調べてみた。

たしかに、いずれも種子は復数であった。

 

調べたのは、前のも含めてたった4つだが、

種子数は1,5,2,4とバラバラであった。

 

たまたまはじめに見たのが1つだったわけで、

他はみな復数だった。

 

少ないデータではあるが、

種子数は1-5ということにしておく。

 

ちなみに種子数を確認したあとは、

自生地にまいてきた。

 

 

 

 

 

実際の様子

 

 

果実

調べたのは赤熟後のしわしわのもの

 

 

果実1

 

果実は径1.5㎝ほど

しわしわになると少し小さくなっている 

 

果実1は種子は5

 

果実2(左)、3(右)

 

果実2は種子4

長辺で5㎜以下程度

果実3は種子2

 

 

 

 

 

見るには?

 

父島では中央山が見やすい場所。

ここは自由に歩けるルート。

 

 

他に観光ルート沿いの自生地は

千尋岩ルート沿いぐらい。

 

中央山は森歩きや景観ツアーで訪れる。

 

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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