シマクマタケラン開花確認(’23/6月初旬)
目次
概要
’23/6月初旬、
シマクマタケラン(ショウガ科・固有種)開花確認。
開花を確認したのは中央山ルート沿い。
例年6月初旬から中旬にかけて開花しているようだ。
父島では
観光ルートで見られるのは2か所ほどしかない。
いずれも、
ルートからは見えるが、やや離れている。
開花の様子
シマクマタケランの群落
開花の個体
円錐花序の付け根の方から開花が進む
花被片は6(萼片に相当の外花被3、花弁相当の内花被3)、おしべ6,めしべ1
まず外花被3は花の基部に筒状になっている
内花被は白で3裂
大きい唇弁はおしべ2が唇弁の形になったもの
唇弁には赤い線が2本入っています
おしべは外3、内3で計6です
外の3のうち1は退化し、2は唇弁の脇に付属片となる
内の3のうち、2は唇弁に、
残る1つがおしべとして機能している
棒状にのびているのが、機能しているおしべ1
めしべも一体となっていて、先端に柱頭が見える
先端部の丸いのがめしべの柱頭
見るには?
父島では
中央山と千尋岩ルート沿いが見やすい場所です。
他には観光ルート沿いの自生地はほぼありません。
中央山は森歩きや景観ツアーで訪れます。
千尋岩は衝立山付近で見られます。
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