小笠原マルベリー

「人間失格」(太宰治)

 

 

 

概要

 

1948年初出、「人間失格」(太宰治)。

『人間失格』 太宰治 | 新潮社

太宰治 人間失格

人間失格 – Wikipedia

 

太宰治の作品をまともに読むのは、

実はこの作品が初めて。

(走れメロスは国語の教科書では読んだが)

 

本書は小説ではあるが、

太宰の年譜を見ると、かなり似ている部分がある。

自伝的な小説のように感じる。

 

太宰は本書の執筆後、自殺した。

しかし、太宰と違い

本書の主人公は自殺で死んではいない。

 

タイトルは、人間失格。

主人公が脳病院(精神病院)に入れられた時、

「人間、失格」と感じている。

 

思い悩むことの多い人生を歩む主人公。

しかし、美貌のせいか、

それなりに女性関係も多い。

女性との関係性も

文章の重要な役割を果たす。

 

今の人から見れば、

かなりハチャメチャな生き方といえるだろう。

かなり悩み多き人でない限り、

共感しにくいかもしれないと思う。

 

 

 

 

 

文章構成

 

 

はしがき

第一の手記

第二の手記

第三の手記

あとがき

 

 

はしがきとあとがきは「私」、

第一~三の手記は「大庭葉蔵」の手記、

となる構成

 

 

 

 

 

参考記事:優という字

 

かつてPTA会長だったころ、

卒業式で「優」について話をした。

「優」は人に憂いと書く、

人の悲しみがわかる人が、優しく、優れていると。

 

この話は、実は金八先生で聞いて覚えていた。

先生はもちろん武田鉄矢さん。

その受け売りだった。

 

しかし、もっと前に太宰が言ってたのを、

つい最近、テレビで知った。

 

受け売りの受け売りだったわけだ。

 

太宰治の「私は『優』といふ字を考へます」の文章が沁みる 

 

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