「人間失格」(太宰治)

目次
概要
1948年初出、「人間失格」(太宰治)。
太宰治の作品をまともに読むのは、
実はこの作品が初めて。
(走れメロスは国語の教科書では読んだが)
本書は小説ではあるが、
太宰の年譜を見ると、かなり似ている部分がある。
自伝的な小説のように感じる。
太宰は本書の執筆後、自殺した。
しかし、太宰と違い
本書の主人公は自殺で死んではいない。
タイトルは、人間失格。
主人公が脳病院(精神病院)に入れられた時、
「人間、失格」と感じている。
思い悩むことの多い人生を歩む主人公。
しかし、美貌のせいか、
それなりに女性関係も多い。
女性との関係性も
文章の重要な役割を果たす。
今の人から見れば、
かなりハチャメチャな生き方といえるだろう。
かなり悩み多き人でない限り、
共感しにくいかもしれないと思う。
文章構成
はしがき
第一の手記
第二の手記
第三の手記
あとがき
はしがきとあとがきは「私」、
第一~三の手記は「大庭葉蔵」の手記、
となる構成
参考記事:優という字
かつてPTA会長だったころ、
卒業式で「優」について話をした。
「優」は人に憂いと書く、
人の悲しみがわかる人が、優しく、優れていると。
この話は、実は金八先生で聞いて覚えていた。
先生はもちろん武田鉄矢さん。
その受け売りだった。
しかし、もっと前に太宰が言ってたのを、
つい最近、テレビで知った。
受け売りの受け売りだったわけだ。
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