小笠原に来なくてはいけない理由、その50「牧野富太郎氏命名小笠原固有植物が3種あるから」
目次
概要
小笠原には
牧野富太郎氏命名の固有植物が複数ある。
牧野氏は小笠原来島経験はない。
そのため、現地で実物は見ていない。
他の方が持ち帰った標本で、
命名したのであろうか?
小笠原諸島歴史日記などでは
1912年、8新種を発表するとある。
ただし、
種名までは書かれていなかった。
(要調査)
小笠原ビジターセンターの展示解説では
3種が紹介されていた。
その3種は
シマゴショウ、ムニンイヌツゲ、シマクマタケラン。
いずれも父島でも自生しており、
個体数もそれなりにある。
ムニンイヌツゲ、シマクマタケランは
ルート沿いで見られるところがある。
しかし、
シマゴショウは観光ルート沿いには生えていない。
(個体数はそれなりにある)
また私見ではあるが、
シマクマタケラン以外は興味を引きにくい植物である。
シマクマタケラン
紹介
見るには
中央山歩道入口付近や衝立山付近で見られる。
中央山は各種ツアーで、衝立山は千尋岩コースで。
シマゴショウ
紹介
見るには
父島では
観光ルート沿いで見られる場所がない。
ルートをそれると、それなりに自生地はある。
湿っぽい山中の岩上で自生する。
まれに、
軍事施設の構造物(コンクリート)にもついている。
ムニンイヌツゲ
紹介
見るには
東平などの乾性低木林で自生する。
個体数はそれなりにあるが、
ルート沿いではそれほど多くはない。
東平は入林パスが必要。
森歩きのガイドツアーで。
参考
小笠原ならではのこと、
ナンバー1、オンリー1のことを集めてみた。
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