小笠原マルベリー

黄花が目立つアメリカハマグルマ


 

 

概要

 

集落周辺で植栽されたり、野生化している、

アメリカハマグルマ(キク科・外来種)。

もともと緑化用で持ち込まれた。

アメリカハマグルマ – Wikipedia

 

多年草で、茎は地を這うようにのびる。

接地部からまた根を出してのびる。

 

通年で、目立つ黄花をつけている。

 

父島の野生化状態を見ると、

生えているところでは一面に広がるという状況。

山中でどのぐらい野生化しているかは未知数。

(要調査)

 

沖縄では防除計画までたてられている。

父島でも気を付けておくべきだろう。

アメリカハマグルマ / 国立環境研究所 侵入生物DB 

Microsoft Word – 12防除計画_アメリカハマグルマ(最終案2)

アメリカハマグルマ Sphagneticola trilobata

アメリカハマグルマ_チラシ_A4_縦 印刷用.pdf 

小笠原には、在来種で、

キダチハマグルマ・・母島・加算列島、

ネコノシタ(ハマグルマ)・・父島・兄島、もあるようだ。

 

ただし、父島の道端に見られるのは、

ほぼこのアメリカハマグルマはかと思う。

本種の野生化は父島だけとなっている。

(要調査)

 

 

 

 

 

和名

 

アメリカハマグルマは

「アメリカ(亜米利加)浜車」と書く。

 

アメリカ産のハマグルマということ。

 

ハマグルマは、

浜辺で生え、花が車輪のようだから。

ネコノシタ – Wikipedia

ネコノシタ  キク科  ハマグルマ属 三河の植物観察

 

ネコノシタ(猫の舌)は

葉のザラザラした感触からのよう。

 

 

 

 

生えている様子

 

 

道沿いで広がる様子

 

マット状におおいつくす

 

通年で黄花をつけている

 

茎の先端に黄色の頭花を1個つける

 

頭花は舌状花と管状花から構成される

 

舌状花は10前後

管状花は多数

 

葉は対生

形は披針形、縁には鋸歯がある

縁の中央部に切れ込みがあり鉾型のようにも見える

表面はつやがあるが、ざらざらしている

 

 

 

 

 

 

見るには

 

集落エリアやその近辺の道端で野生化している。

 

あちこちで見られるので、

特に紹介はしていない。

 

各種ツアーで移動中に紹介できる。

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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