小笠原マルベリー

カラタネオガタマの花(’24/1月初旬)


 

概要

 

’24/1月初旬、

カラタネオガタマ(モクレン科・外来種)の開花確認。

 

黄白色のカラタネオガタマの花

 

昨年も同時期に確認していた。

開花はおおむね同じぐらいだろう。

 

クロヨナ、ルリハナガサ、カラタネオガタマ開花中(’23/1月初旬)

 

本種は植栽木で、小笠原では外来種。

珍しいのはモクレン科の樹木ということ。

小笠原では外来種とはいえ、

モクレン科樹木は本種しかない。

 

ちなみに

島内に何本あるのかはわからない。

僕が知っているのは1本だけ。

 

本種は芳香もかなり漂う。

以前は夜間に芳香が漂っていたが、

必ずしも夜間というわけではないようだ。

ちなみに今回は、昼頃だったが、

ほぼ芳香がなかった。

カラタネオガタマの花の匂いが少ない | | 日本植物生理学会 

 

 

 

現地の様子

 

植栽個体全景

 

 

 

つぼみが多数

花はまだ少なめ

 

 

花被片は黄白色6(花弁3、萼片3)、

おしべ多数、めしべ多数

 

 

花被片は

大3(萼片に相当)・小3(花弁に相当)に分かれる

 

 

 

 

 

 

見るには?

 

亜熱帯農業センター内で見られる。

 

父島のおもな観光・学習施設

 

ただし、

植栽位置が植栽地の奥の方にあり、

近くで見るのは難しい。

 

この場所は

景観ツアーか森のツアーで訪れることがある。

興味があれば、リクエストいただきたい。

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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