小笠原マルベリー

三年式八糎高角砲の弾薬箱(海軍第四砲台内)


 

概要

 

旭平には

海軍第四砲台が残る。

洞窟陣地の平射砲台である。

 

海軍第四砲台(旭平)・・洞窟に十二糎・八糎高角砲

 

そこには大砲が2門あり、

三年式八糎高角砲と、十年式十二糎高角砲が残る。

 

八糎高角砲のそばには弾薬箱もいくつか残る。

そのうちの1つはほぼ原形に近い。

 

弾薬箱の外径は

280(縦)×680(横)×780(高)ぐらい。

(単位㎜)

5列×2段で、

10発分がおさめられるようになっている。

 

 

 

 

現地の様子

 

 

弾薬箱と八糎高角砲

 

外観 

鉄でおおわれる

上部には蓋がある

 

箱のサイズは

280(縦)×680(横)×780(高)ぐらい(単位㎜)。

5×2で10発分が入る

 

弾薬を入れる場所

円の径は8-9㎝程度

 

 

 

 

 

 

見るには

 

この平射砲台は、

ルートから外れ、道もほぼない状態。

したがって、

ガイドすることはほぼできない。

 

戦跡ツアー

 

 

 

 

 

 

弾薬箱を見られる陣地

 

同じ弾薬箱が残るのは長崎付近にもある。

しかし、

崖地にあるので、行くのは困難。

 

長崎付近尾根崖地・海軍三年式八糎高角砲

 

ガイドできるところで

弾薬箱が見られるのは海岸釣浜平射砲台。

(弾薬箱の形は違うが、同じ砲が残る)

 

リクエストがあれば、行くことは可能。

 

海軍釣浜平射砲台に残る弾薬箱2個

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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