海軍第四砲台(旭平)・・洞窟に十二糎・八糎高角砲
目次
概要
小笠原村戦跡調査報告書によると、
旭山海軍防空砲台(第四砲台)として設置されたのち、
末期に、洞窟陣地に移設し、平射砲台としたものである。
旭平展望台に近い高台にある。
現在は、周辺は樹林におおわれ、
きちんとした道もなくなっている。
そのため、訪れるのは難しい。
洞窟陣地には、
三年式八糎高角砲と十年式十二糎高角砲が1門ずつ残る。
ただし、かなり破壊されている。
元々、防空砲台では、
三年式八糎高角砲が3門据えられた。
そのうち、
2門は別な場所に移設された。
また十二糎高角砲は、
第五砲台から移設されたものと考えられる。
平射砲台
十二糎高角砲
同 銃眼側から
同 銃眼
洞窟内部
八糎高角砲
同 弾薬箱
他の施設
この防空砲台には探照灯も据えられていた
やや離れた場所に残る反射板
見るには
ここはルートから外れ、道もほぼない状態なので、
ガイドすることはできない。
なお八糎高角砲は釣浜平射砲台で紹介できる。
十二糎高角砲は夜明山他で紹介できる。
参考資料
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