小笠原マルベリー

花穂をつけるシマカモノハシ(兄島・’24/2月上旬)


 

概要

 

’24/2月上旬、

ボランティア作業で兄島へ。

 

内陸部の南の沼付近では、

シマカモノハシ(イネ科・固有種)が自生する。

 

穂の先が2つに分かれるシマカモノハシ

 

南の沼は平坦な窪地で、

雨が多い時期に湿地のようなになるところだ。

 

植物相はほとんどが草本。

そこに、

シマカモノハシも多数自生する。

 

この時期、まだ少数ではあるが、

花穂・かすい(総・そう)をつけている個体があった。

普通、花期は5-6月なので、かなり早い。

花は雌性先熟。

花穂 – Wikipedia

 

 

総は一見1つのように見えるが、

じつは2つがくっついたもの。

和名の由来のカモノハシの由来である。

 

 

 

実際の様子

 

 

兄島内陸部の平らな窪地

雨が多いと湿地になるような場所

 

シマイガクサが主に生えている

シマカモノハシも混ざって生える

 

 

全景

花期になると花序をのばす

 

 

おしべが出ている状態

 

めしべが出ている状態

雌性先熟

 

花序の先は

穂は2つがくっついたようになっている

 

葉は細長い披針状線形

葉はかなりみつにしげる

 

 

 

 

見るには

 

兄島には観光では行けない。

 

父島の分布も、ルート沿いにはほぼなく、

ご紹介するのは難しい。

 

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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