花穂をつけるシマカモノハシ(兄島・’24/2月上旬)
目次
概要
’24/2月上旬、
ボランティア作業で兄島へ。
内陸部の南の沼付近では、
シマカモノハシ(イネ科・固有種)が自生する。
南の沼は平坦な窪地で、
雨が多い時期に湿地のようなになるところだ。
植物相はほとんどが草本。
そこに、
シマカモノハシも多数自生する。
この時期、まだ少数ではあるが、
花穂・かすい(総・そう)をつけている個体があった。
普通、花期は5-6月なので、かなり早い。
花は雌性先熟。
総は一見1つのように見えるが、
じつは2つがくっついたもの。
和名の由来のカモノハシの由来である。
実際の様子
兄島内陸部の平らな窪地
雨が多いと湿地になるような場所
シマイガクサが主に生えている
シマカモノハシも混ざって生える
全景
花期になると花序をのばす
おしべが出ている状態
めしべが出ている状態
雌性先熟
花序の先は
穂は2つがくっついたようになっている
葉は細長い披針状線形
葉はかなりみつにしげる
見るには
兄島には観光では行けない。
父島の分布も、ルート沿いにはほぼなく、
ご紹介するのは難しい。
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